‘設計’ カテゴリーのアーカイブ

外壁についての討論会

2006年9月3日 日曜日

施主です。普段は、クライアントサービスなお仕事をしています。悪く言えばサラリーマン(リスク回避)的発想なお仕事多いです。良く言えば、クライアントも消費者も他の関係者も、みんなの幸せを考えたお仕事しています。

みんなの幸せを考えると言う事は、多くの方の意見を取り入れるって事なので、コンセプトが明快に伝わらない事が多いです。会社で仕事をするってうのは、そういう事が前提で、その中で最大のパフォーマンスを発揮するって事なんだと思います。

「いえつく!」は完全に、みたにみずの両建築士に任せています。当初からそれは決めていました。単純に会社での仕事を考えても、そちらの方がブレが無く良いものができると思ったので。二人を信頼してるのは大前提として。

最終段階になって、やっぱり『言いたい事』出てくるんですよね。。最初から、口は出さないって決めていたのですが。3日は夜から「討論会@不動前」でした。外壁の事についての討論会だったのですが、詳細は、書ける日が来たときに書きます。

建築家は大変だなーって思いました。ほんとに。

土曜の定例

2006年8月26日 土曜日

本日は @東京組 打合せ 16:30−19:45

・トステムとサッシュ打合せ。
 止水ラインの性能と、額縁隠しの詳細
 1階サニタリーの開口
 サッシュ色
 について8割決定。

・大工さん 田畠氏と構造のプレカット打合せ。
 複雑な形態の建方と構造的合理性を追求。
 ここでも角田CG大活躍。
 大工さんの理解促進に必須ですね。
 そして、模型も一緒に見せた。これも当然わかりやすいですよね。

・契約見積もり 
 当初の予定範囲でおさまります。
 後日、東京組から送付されます。

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42条2項道路

2006年8月25日 金曜日

水野です。

つまらない話ですが、42条2項道路セットバックの協議について事前合意が終わり、次に無償使用承諾の手続きに入ります。印鑑証明だ、構図写しだ、実印だ、何だと、またややこしい話がたくさんありますが、説明いたしますので、またお願いします。期限はおおよそ9末です。

どういう話かって言うと、要約すると
建築基準法の道路として成立させるために、(そもそも敷地は道路に接しなきゃいけないという決まりがある)幅4mに満たない道路は4mにするために道路の両側の家が敷地を寄付もしくは無償使用として区の管理に預ける。(その面積分は税制上の緩和対象になる)その承諾書。

よろしくー。

余談ですが、本日ビッグサイトにグッドデザイン賞の展覧会に行って来ます。元上司山梨さんと審査員隈研吾の対決が楽しみです。僕が設計した埼玉某R大学も一時審査通過していてノミネートされてました。2年前くらいの顔写真が出てて驚いた。
若くて(笑)

ぷれーばっく デザイン・コンセプト議論

2006年8月21日 月曜日

設計者:みたにみずのです。

今、最終的な模型も作ってるんですが、インテリアを覗いてみて南側の壁を連続させ分割しなかったことが非常に空間的に利いてる気がします。狭い建物だけど、最大限広く感じるように見えると思います。模型見ながらそんな風に思ったので、最初に設計者2人で土地見たときのやり取りをプレーバックしてみました。

:三角敷地で、道路2面じゃん?

:狭っ!!

:しょうがねえよ、都内だもん。

:しかし同級生ですげえよな、第一号だ。国王と呼ばれるだけある。 (笑)

:将来的には1階貸せるようにしたいって言ってたね。面積は出来る限りとって、最低賃料は確保したいって言ってたね。悔しいけど、資本主義の世の中、面積はやっぱり確保ですね。家賃決定には大きなパラメーターですな。デベ的発想で嫌だけどさー。

:嫌な発想だけど、確かにな。そしたら、それを想定したらオーナーエリアは二階だけの約40?だ。やっぱ狭っ!!!三角形の40?を魅力的にしなきゃね。

:しかし、二面道路で、見通しいいし、通風とかいいかもね。

:・・・・。

:ま、通風とかは次に考えよう。

:そうだね、もっとだいじなことあるしね〜。

:道路斜線が厳しいのと、資産上の有効面積考えて、最大ボリューム考えるとおのずと形態決まるね。

:そうだね、結構アクロバティックで面白い形だな。多面体だ。

:ケーキの1/6カットに屋根かけて、中心に行くほど屋根が低くなる形だ!!面白いんじゃないのー、形がそもそも??小屋組みの構造はスラスト力を考慮してタイバーとか出ないで解ければ、空間の気積が最大限に生かせて狭い空間も広く出来んじゃん?モノコックっぽいね。RCでいくか?希望もあったし。

:そうだな、しかも天上高い部分はロフトを設ければ、有効活用できるし、空間にも伸びやかさが出るよ。

:水周り、ミニマム計画にしよう。

:ああ、コンパクトにして、コア的にまとめて、その他の空間を分割せずにそのままあまりの空間としたほうが、この空間を広く見せれるし使いやすいよ。この敷地で、分割プランはスケール壊すね。

:敷地の直角三角形の斜辺に当たる部分は分節せずに連続させよう。そうすれば、この狭い空間でも広く感じるはず。

:確かに。この敷地で、最大の長さを持つこの辺は活すべきかもしれないね。

:だな。財産だよ。

:二面道路の三角敷地・・。一つ屋根の下に2世帯が住まうか・・・。じゃあ、道路も2個あるんだし、玄関も分けて、それぞれの生活をしっかり独立させながらも、良い関係で作用するようなこと考えね?

:いいね。それぞれ、住宅の見る面が違うんだね。1ボリュームで2階の家と、1階の家が違う表情を作るんだ。いいじゃん、2つの顔を持つ男って感じで。

:いいじゃん!!どうやら、その辺がコンセプトの軸になるっしょ。

:それぞれの生活を独立させながら、アプローチ動線、家の表情まで分けてく。通常の長屋の表情を壊そう。

:ああ。

:一般解にはならないけど、そもそもこの敷地が特殊だから、特殊解で面白くてもいいんじゃん?

:三角敷地に建つ現代風長屋って感じか?

:シンメトリー的表情でありながら、アシンメトリーな2つの生活をどう一つの箱に入れるか、考えようぜい。

:じゃあ、そんな感じで、プランかいてみようか?お前んち今日平気?

:だいじょうぶ。

:じゃあ、あの変な名前のお前のマンション行こう。

:隣、超ギャルだからね。

と、まあ上のようなやり取りでした。
の会話はどっちがどっちの台詞かは正確じゃないし、雑談やら、モノマネ、下ネタも交え、これの何万倍もの議論を交わしたわけだけど、要約するとこんな感じだったと思います。おおよそ最初に設計者が二人で話したことがこんな感じで、最初に話したことが最終的にはあま

CGです。

2006年8月6日 日曜日

現在ペンディング中の件がいくつかありますが、おおよそ空間のイメージはこれでつかめるかと思います。


▲外観先端部

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