軸組み図で構造の解析を検討したもの

図は、軸組み図で構造の解析を検討したもの。
水野、三谷、江坂くんが日曜日に応力検討した結果、
今のフレームの考え方は、シンプルでバランスの取れた構造らしい。
日曜は「長期」の検討で、来週にかけて「短期」の検討。

構造計算では、「短期応力」と「長期応力」の双方を計算する。この短期と長期の違いは、短期応力が地震による揺れに対する応力計算であり、長期応力はその建物が30年以上もの長い間建ち続ける力が有るかどうかの計算である。


コメント / トラックバック1件

  1. mzn より:

    この家は四角い家じゃなくて、ケーキの1/8カットみたいな形なので、先端側が踏ん張らないと簡単に倒れてしまう。
    そこで、コストを考え、大断面材を用いずに、
    どうやって単純で簡単な軸組みで作れるかを検討しました。
    まず検討したのは通常の在来軸組み工法でのモデル。
    ケーキの中心から外側に向けてとんがり門型を相似形に繰り返すモデルにし、門型にすることで先端のブレが回避でき、短辺方向、長辺方向にかかる力がバランスよく、必要壁面が偏ることなくシンプルに作れそうです。
    シンプルとは1.一定のシステムを作ること。2.節点数を減らすこと。
    大工さんがわかりやすく感じる軸組みはシンプルで無駄なコストはかからないかなと思います。とはいえ、敷地形状に合わせて作るので、柱と梁の取り合いの金具は角度が複雑で、ちょっと特殊なものになりそうです。
    ちなみに木造住宅はほかにもいろいろな解き方がありますが、プランとの整合性を考えると、結構マッチしてる気がします。

コメントをどうぞ