オープンハウス

本日、高幡不動(東京都日野市)までオープンハウスに行って来ました。
天気が良くて、浅川という川があり、住むにはとても良い町そうでした。
のんびりした景色や自然の中を自分の足で歩くと、そういった風景や自然はとっても大事なものだって再認識して、ふと自分のディプロマのコンセプトを思い出しました。ディプロマで言いたかったことは、まだ自分の中で十分に消化できてなくって、人に伝えることはなかなか出来ない。
でも、僕が、IT技術や、やたらと便利になるものを素直に受け入れられなかったり、「自由を考える」(NHK出版)を読んだり、「三丁目の夕日」に惹かれたり、たまに保守的だったりすることの根底は1つの考えにまとめられる気がします。

と、ここから本題。

見に行った物件は、かつてうちの会社でアルバイトしてた人が事務所に
就職して、初めて担当した家。
奇をてらわず真面目につくった感じで好感が持てました。

担当者からは設計における いくつかの苦労点や注意点もヒアリングし、
まとめといたので、チームには後日、直接お話します。

ヒアリングの他、個人的にやはり重要かなと思ったのが、
        住宅の「呼吸」。
I邸のコンセプト、外観や全体のプロポーションを語る上では、
ベントキャップなど、外に出てくるものは ある程度、コントロール下に入れないとまずそうだな。
住宅の気密性が高まり、法の換気に対する要求はでかくなってるので、
要注意。プライオリティとしてはさほど高くないとは言え、プランと同時に考えないと後からは厳しいからな。
ということで、オープンハウスに行き、実物を見ると、やはり雑誌で
見る以上の情報があります。
やっぱり、今後も、出来る限りは足を運ぼうと思う。
朝まで働いてて起きるの辛かったけど、行って良かった。

コメントをどうぞ